2011年09月06日

ノロは霊力を持った人だったのか?

小説「テンペスト」を読んで、沖縄に来る方が増えているようです。今帰仁城をご案内していると、お客様から「テンペスト」の話題が出ることがよくあります。テンペストにはノロ(神官)が登場し、非常に霊力が高い人物として描かれています。そこは小説、そうでないと面白くなりません。

実際のノロは霊力を持っていたのでしょうか?
ノロは首里王府が辞令書を発行して、任命していました。辞令書がしっかり残っているのです。
ということは、ノロは公務員!だったのです。

したがって、給与も与えられました。米や麦などが給与です。これも辞令書に記されています。
ノロは世襲だったのでしょうか?世襲だったようです。

とすると、ノロと霊力は直接の関係はなさそうです。中には、霊力の高いノロも存在したとは考えられますが。


今帰仁城跡周辺のムラの祭祀を管轄したノロは、今帰仁ノロです。いまも健在です。
しかし、どの地域でも、高齢化がすすみ、後継者がいなければノロは途絶えていきます。琉球をしのばせるノロがいなくなるのは残念ですが、、。

noro_nakijin01.jpg

今帰仁ノロ。数年前に撮影。



noro01.jpg

今帰仁城内で行なわれた祭祀。今は行なわれていない。




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テンペスト
ラベル:ノロ 今帰仁ノロ
posted by gusukutarou at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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