2007年04月19日

今帰仁城の石を切った包丁

今帰仁城の城壁、日本の城と比べて小さい石が多い
今帰仁城の城壁は日本の城と比べると、小さい石を大量に使っている。

今帰仁城にまつわる伝説のひとつに、「北谷(ちゃたん)なーちらー」があります。

北谷(ちゃたん:地名)にひとりの母親がいて、小さい子供をあやしながら、畑しごとをしておりました。菜切り包丁で収穫した野菜を切っていましたら、夕方になり、子供は腹をすかせて、むずかり始めました。もうすこしで仕事が終わるからね、と言いながら、包丁を振りましたら、子供の首が切れて飛んでしまいました。なんということでしょう。母親は嘆き悲しみましたが、この話は国中にひろまりました。一振りでなんでも切れてしまうという、妖刀は「北谷なーちらー」と呼ばれておりました。

今帰仁城では、城壁工事で硬い石を切るのに手間取っていましたので、石を切るためにこの包丁を献上させました。すると、石がどんどん切れて、じょうぶな城壁ができあがりました。今帰仁城の石にノミ跡がないのは、この「北谷なーちらー」のおかげだということです。後に尚王家の家宝となったそうです。なーちらーは菜切り包丁のことです。
posted by gusukutarou at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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