2011年12月13日

首里城周辺を景観保全、那覇市の条例を改正

タイトルなしタイトルなし / switchstyle

首里城は高台にあります。沖縄旅行で訪れたひとはご存知のように、首里城からの眺めは街から海まで、なかなかの眺望です。
もし、高層ビルが首里城の近くに建ったら!せっかくの景色が台無しになってしまいますね。

那覇市では、今までの条例を改正し、法的拘束力を持った条例に作り変えます。
したがって、超高層ビルの建設はできなくなります。

沖縄タイムス 2011年12月7日 10時22分
 
 那覇市は景観保護を進めるための市都市景観条例を開会中の同市議会12月定例会に提案した。
議会各会派はおおむね賛成しており、可決の見通し。同条例は1985年に制定済みだったが、沖縄都市モノレールの開通や新都心地区の発展など、社会状況の変化に合わせて26年ぶりに全面改正される。

 同市の新都市景観条例は、2004年制定の景観法を根拠に、法的拘束力を強めた点が特徴となる。旧条例は建築物の高さや色彩などのルールを定める一方で、根拠法がなかったことから是正勧告に拘束力がなかった。


Kinjocho stone pavement / jetalone

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ラベル:首里城
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2011年11月04日

今帰仁城跡発掘の成果が新聞トップ記事に

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復元直後の高官住居跡

今帰仁城跡の発掘調査による新たな発見が、沖縄タイムスのトップ記事に掲載されました。

外郭とよばれる部分の発掘調査により、1600年代後半の高級陶磁器が多数でてきました。1609年の薩摩軍の襲来によって、今帰仁城は焼き討ちにされ、廃城に追い込まれたとされていました。

1600年代後半の高級陶磁器があったということは、外郭に高官が住んでいたということになります。高官とは誰でしょうか?まず考えられるのは、監守です。監守は首里城から派遣された、尚昭威(尚真王の三男)一族です。

薩摩軍の襲来のとき、5世克祉は死亡し、6世は城下におりて集落内に住んでいた、とされてきました。ところが、発掘調査により、監守6世は城内の外郭に住んでいた可能性が高くなりました。

今帰仁城は薩摩以後も機能していた可能性もあるわけで、今までの通説をくつがえす新発見なのです。

以下は沖縄タイムスより引用です。2011年10月31日版ですが、現在は見ることが出来ません。 

 【今帰仁】薩摩侵攻で廃虚化したとされていた今帰仁城跡(今帰仁村今泊)で、その後約半世紀近く身分の高い人物が生活していた痕跡があることが、同村教育委員会の発掘調査で判明した。1609年の薩摩侵攻で同城は焼き払われたとされるが、1600年代半ばのものとみられる陶磁器が大量に出土した。また、これまで不明だった外郭城壁の全体像も、同調査で明らかになった。同村教委は「通説が変わる可能性がある」としており、専門家も「周辺集落の当時の様子を含めて解明していく画期的な発見」と評価した。(浦崎直己)

 同城跡の発掘調査は2007年に本格的に始まり、今回は09年以降の発掘調査で外郭西側城壁、建物の基盤となる基壇、炉跡などを確認した。新たに発掘された出土品は、1600年代半ばに制作された肥前陶磁や湧田焼、碁石などの生活雑貨で、貝殻などとともに大量に見つかった。外郭内の東側で確認されていた「基壇建物」とよばれる大規模な石造りの遺跡から出土した。

 これらの発掘により、当時としては高価な陶磁や碁石を使う人物が城内で生活し、その住まいの基礎がしっかりした石造りであることなどが推測できる。薩摩侵攻後も同城で身分の高い人が何らかの目的を持って滞在していた可能性があるという。

 琉球史が専門の琉球大学の高良倉吉教授は「侵攻後も城が何らかの形で使われていたことは文献で断片的に推測できていたが、その証拠が出土したことは大きな意義がある。磁器などの出土品、外郭城壁の全体像の判明の二つとも画期的な発見だ」と高く評価した。

 同村教委文化財係の玉城靖氏は「今帰仁に配置されていた監守が首里に引き揚げた時期とも重なる。従来は集落にいたとされる監守が城内で生活していたのだろう」とみている。

 同村教委は今後も、同城跡の発掘調査と整備を進める方針だ。今回発見された遺跡は整備され公開されるほか、出土品の一部は同城跡に隣接する村歴史文化センターで公開する予定。

 29日には現地説明会を開き、調査結果を報告。市内外から約70人が参加した。



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琉球新報の新聞記事
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2011年10月27日

竹富町は教科書を有償にする。これは正等か、暴挙か?八重山教科書問題。

八重山教科書問題が再燃しています。文科相が発言した「竹富町の教科書は有償にする」をめぐって、正等なこと、いや暴挙では?と賛否両論が巻き起こっています。

八重山地区の竹富町は育鵬社版教科書を採択しなかったのに対し、与那国町と石垣市は同教科書を採択。

ここで足並みがそろわず、未だ調整中だったところに、突如として「竹富町の教科書は有償にする」との文科相の発言。

八重山地区の教科書採択問題に関し、沖縄県は文科省に文書を提出したが、文書による回答がないまま、上記の発言が。


 【東京】中川正春文部科学相は26日の衆院文部科学委員会で、八重山地区の中学公民教科書採択問題について、育鵬社版を選んだ同採択地区協議会の答申と異なり、東京書籍版を採択した竹富町に対し「教科書の(無償措置法による)無償給与の対象にならない」とする同省見解を示した。

 一方、竹富町や識者は「子どもらの教育を受ける権利に関わる」などと憲法に抵触しかねない文科省見解を問題視している。

沖縄タイムス10月27日09:44版より引用 (リンクは同じウィンドウで開きます)



 「竹富にどんな瑕疵(かし)があったのか」「国の不当な介入だ」―。中川正春文部科学相が、八重山地区の中学公民教科書採択問題で、東京書籍版を採択した竹富町に「教科書の無償給与の対象にならない」との見解を示したことに26日、同地区の教育関係者や保護者の間に、国への反発と不信が広がった。県教育委員会も加わり打開策を模索する最中、識者などから文科相の一方的とも映る発言を「脅し」と受け止め、義務教育の無償を定めた憲法抵触への可能性や地域の分断、生徒への悪影響を心配する声も上がっている。

沖縄タイムス10月27日11:20版より引用 (リンクは同じウィンドウで開きます)
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2011年10月20日

88歳。体を張って基地を阻止する嘉陽さん

名護市役所には約60人が詰めかけ、外相にシュプレヒコールをくりかえした。88歳の嘉陽宗義さんの姿もあった。

名護市役所の敷地内には約60人が詰め掛け、玄葉外相の到着に合わせて、シュプレヒコールを繰り返した。その中に辺野古の浜で抗議の座り込みを続ける嘉陽宗義さん(88)の姿もあった。「国を家族に例えるなら、首相は父親。子ども(県民)がこんなに嫌がっているのに、なぜ押し付けるのか」と声を振り絞った。

 県庁前に足を運んだ名護市辺野古の宮城清子さん(85)は「沖縄戦を生き延びた私がやることは、沖縄にこれ以上基地を造らせないこと」と語気を強めた。


沖縄タイムスより引用。(同じウインドウで開く。)写真も見れます。
ラベル:嘉陽宗義
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2011年10月07日

クヮンソウ(アキノワスレグサ)のサプリ開発

今帰仁城でもおなじみのクヮンソウ(アキノワスレグサ)をサプリメントとして開発したようです。

【東京】クレイ沖縄(本社・那覇市、伊波真徳社長)は9日、東京・平河町の都市センターホテルで記者会見し、快眠作用があるとされる植物クヮンソウ(和名・アキノワスレグサ)から抽出したアミノ酸オキシピナタニンを配合した新商品サプリメントを同志社女子大、琉球大、大阪バイオサイエンス研究所など産学グループと共同開発したと発表した。今月中に県内外で販売する。

 同志社女子大はクヮンソウの睡眠改善物質の特定、抽出を担当。睡眠研究で知られる大阪バイオがオキシピナタニンの睡眠効果を動物実験で実証した。

 琉球大がクヮンソウの栽培方法や育種などを研究し、有効成分の大量製造や安定化などを豊玉香料株式会社が確立した。

 大阪バイオの動物実験では、オキシピナタニンに自然な睡眠を誘発する効果があったとしている。

 記者会見では、東日本大震災の被災者を福島県で受け入れているNPO法人ばんだいにクヮンソウのお茶2万包(10万杯)が贈られた。

記事引用は沖縄タイムスより (同じウィンドウで開く)

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今帰仁城跡のクヮンソウ(アキノワスレグサ)
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八重山教科書問題の実態

沖縄では八重山教科書問題が、新聞紙上に取上げられています。八重山教科書問題とは、八重山(石垣市、与那国町など)の教科書を採択する際に、公正な判断ができていなかった、つまりある特定の人物によって押し切られていた、というもの。

問題の教科書は育鵬社版の歴史教科書で、沖縄戦における集団自決に日本軍が関与していなかった、つまり住民だけの判断で自決した、という記述などがあり、沖縄県民の意思に反する記述のある教科書です。

選考委員はその教科書を読んでいなかった!ということが判明し、しかも、読んでなくても、読んだと言えばいいんだ!?と言った委員の一人PTA連合会長の発言が記録されていた、ということです。

 【八重山】八重山地区の教科書問題で、中学公民で「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版を選定した同採択地区協議会会長の玉津博克石垣市教育長が委員に対し「教科書を見なくても見たと言えばいい」と発言していたことが6日、沖縄タイムス社が入手した同会会議録で明らかになった。各社教科書を比較検討するはずの協議会で、内容についての審議はほとんどなかった。協議会のずさんな運営が明らかになったことで、石垣市、与那国町の両教育委員会による育鵬社版採択の正当性が問われる。(又吉嘉例) 

教科書を選定した8月23日の協議会会議録によると、公民教科書をめぐり議論が紛糾した際に、八重山地区PTA連合会の平良守弘会長が「(玉津)会長が前に『教科書を見なくても見たと言えばいい』と発言したことで、委員に誤解が生じている」と批判した。

会議録によると、公民教科書選定で実質的に発言したのは2教育委員だけだった。いずれも育鵬社版の評価について議論はほとんどなかったことが分かった。


引用は沖縄タイムスより (同じウィンドウで開く)

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2011年09月29日

今度はコウモリを食べるオオジョロウグモ

最近も、巣にかかった鳥を食べるオオジョロウグモが新聞で紹介されましたが、今度は、コウモリを捕らえて食べるオオジョロウグモが紹介されてまたびっくり!

【石垣】巣に絡まった小鳥を捕食するシーンが8月30日付沖縄タイムスやホームページに掲載され、話題のオオジョロウグモが、今度は石垣島で小型のコウモリを食べている場面を、石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(36)が撮影した。

 約30年にわたってクモを研究している谷川明男東京大学農学部農学特定支援員(55)は「昆虫や小鳥のほか、哺乳類のコウモリも捕食する話は聞いたことがある。コウモリがたまたま巣に絡まり、弱ったのだろう。普段は食べられる相手を食べているという点で珍しい」と話した。

 小林さんは9月22日午後5時ごろ、石垣市宮良の牛舎内を見学していた際、大きなクモの巣を発見。細い糸に絡まった黒い塊を、オオジョロウグモが長い脚でつかんでいるように見えた。塊はヤエヤマコキクガシラコウモリなど八重山に生息する小型コウモリの可能性が高いという。小林さんは「強い粘着力を持つ巣は飛行する生物にとっては驚異だろう」と目を丸めた。

 谷川さんによると、オオジョロウグモは巣にかかった昆虫などに毒を入れて動けなくさせ、毒や消化液で身を溶かし、すすり飲むという。

引用は沖縄タイムスより (同じウィンドウで開きます。写真もあります。)

オオジョロウグモは今帰仁城周辺にもいるクモで、大きなものもいます。巣に獲物がかかっている場面はなかなか見ることができません。このようなニュースはまたまた驚きです。
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2011年09月14日

八重山の教科書採択をめぐる問題

沖縄県八重山地区の教科書採択をめぐる問題で、中央の文部科学相がついに見解を発表しました。



引用は沖縄タイムスから
 【東京】中川正春文部科学相は13日の閣議後会見で、八重山地区の中学校公民教科書の採択問題をめぐり、育鵬社版を不採択とした3市町の全教育委員による協議について、石垣と与那国から異議が出ていることを踏まえ「残念だが協議は整っていないと考えていかざるを得ない」とし、不採択は無効との見解を示した。事態の収束に向け文科省として協力する姿勢を示したが、現時点で具体的な方法は明確にしておらず、同地区の教科書採択一本化は混迷を極めている。



石垣市の玉津博克教育長も同会議に出席し国が竹富町を指導するよう求めた。記者団の取材には「ノーコメントだ」と発言を避けた。

 

東京の動きについて、3市町の教育委員長はいずれも全教育委員による協議の有効性をあらためて主張し、「教育長が委員会を代表しているわけではない」と不快感を表した。

 

一方、与那国町の崎原用能教育長は「3教委による協議は合議が前提。国の判断は当たり前だ」と歓迎。竹富町の慶田盛安三教育長は「教育委員が全員で確認したはずだ。協議は成立している」と文科省の見解を批判した。

 

県の大城浩教育長は「これまで文科省の指導、助言を受け進めてきた。驚いている」と困惑を隠せない。(銘苅一哲)


このように混迷の度を深めていますが、多くの方はさっぱり意味が解らないのではないでしょうか?
私自信スタート時点からよくわかりませんでした。おおざっぱにいえば、戦争容認派の記述した教科書を、八重山地区で使わせようとする首長と(それを後押しする中央の官僚)、対する、戦争反対の沖縄県民の意思、という構図です。

それを解説した記事が掲載されましたので、記事をスキャンして後、投稿します。(およそ8時間後の予定)

okinawa-kyokasyo.pdf

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ラベル:八重山
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2011年08月30日

鳥を食べたオオジョロウグモ

鳥を食べたオオジョロウグモが沖縄タイムスに掲載されていました。

糸満市米須の駐車場そばの森林で、体長約15センチのオオジョロウグモがシジュウカラを食べているところを、パイロットの榎並正一さん(60)がカメラに収めた。今月10日午前10時ごろから翌11日午前9時ごろまで、断続的に撮影した。

オオジョロウグモは、セミやチョウを食べるが、クモの仲間では糸が強く、鳥を食べることもある。食道の小さいクモは、巣にかかった鳥に毒を入れて動けなくさせ、時間をかけて汁にして飲み込むという。

榎並さんによると、クモは翌11日の午前9時まで食べ続け、最後は羽毛だけが残ったという。


記事転載は沖縄タイムスより
 写真も見れます。(リンクは同じウィンドウでひらく)
オオジョロウグモが鳥も食べるというのは、読んだことはあるのですが、写真を見たのは初めてです。

下の写真は、今帰仁城跡周辺遺跡のハンタ道で撮影したオオジョロウグモ。

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2011年08月25日

塩屋のウンガミ(海神際)

【大宜味】約400年の歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されている塩屋湾のウンガミ(海神祭)が24日、大宜味村塩屋湾周辺で始まった。アサギでの御願や御願バーリーが行われ、一年間の豊作豊漁を願った。

 田港と屋古のそれぞれのアサギで、ヌル(神人)たちが健康と豊作を祈願。御願バーリーでは、田港、屋古、塩屋の青年が爬龍船で競った。各集落の女性たちが、腰まで水につかり、太鼓をたたき、手拭いを振り回し応援した。

記事引用は沖縄タイムスから 写真も載っています。(同じウィンドウで開く)


塩屋ではウンガミといいます。今帰仁ではウンジャミです。いずれも、五穀豊穣や豊漁を祈願する祭りです。
塩屋と今帰仁では、違いがありますが、いずれも、琉球時代から伝わる祭祀です。今帰仁では残念ながら、今は、ウンジャミが見られません。神人(かみんちゅ)がいないためです。高齢化のためにです。

ガイドするとき、お客様にかつて行なわれたウンジャミをご案内すると、後継者はいないのですか?と残念そうに訪ねられることが多いです。その点でも、塩屋のウンガミは貴重なものだといえます。

塩屋は国頭(沖縄本島北部)の大宜味村にあります。塩屋湾を望む塩屋大橋がかけられているので、すぐわかります。
この湾があるので、かつては漁港としても栄えたことでしょう。今は、国道58号線を走り抜けると、ひっそりと静まった集落があるだけです。この静かな集落に、ウンジャミがしっかりと保存されていたわけです。
ラベル:ウンガミ
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